部屋探しにむかない条件

つまり貴女、自分が生涯住める場所。都内で安く、且つ、めちゃくちゃ条件良くなきゃ無理。これが前提の、部屋探しね。

「何を今更、最初からそう」黙れっ!「ひっ?」貴女は世間知らずよ。本当、脳内お花畑。「どーゆー意味?」何も考えず、楽天的。楽観的とゆー事。

「酷っ!」当然よ。部屋探しを馬鹿に。「違う!私ほど愛する人間、おらぬわ!すっごく真面目、真摯!」

自分でそー思っても、全然駄目。現実を見ろ。安い場所は、ある程度妥協が必要な訳。望む条件は高額也、都心より離れる以外、探す事不可能!

「えーっ、どっちも譲れぬぅ」じゃ、多少家賃高くとも我慢。「無理ぃ、三万以上駄目」その額じゃ、ろくな部屋探し出来ぬわ。まず風呂自体ありません。

「本当?」当然、或いは離れるか。「嫌、絶対!」じゃ赤羽や大宮の方へ行き、更に北へ進んでけば…。

「ちょ、都内から離れてる!嫌、山手線沿い上!」無茶苦茶な!部屋探しする価値ゼロ、諦めろ!私と一緒に住め!生涯!「え?」